にくにくやさい

大井「提督、北上さんと私を別々に編成して再出撃するとはどういうことですか？」

ワ提督「・・・それは、」

今回、Ｅ４以降の雷巡の使い勝手はよろしくない。
ゆえに、つかうならここだという提督方の助言もあり
初戦の水上部隊の第二艦隊に大井＆北上をペアで編成してＥ３乙を初出撃したところ
Ａ→Ｂ→Ｄ→Ｅ→Ｈといった戦場を横切りつづけるような迷走の果てに
Ｇポイントで第一、第二共に大破艦が発生して撤退を余儀なくされた・・・ということを大井に説明。

大井「最初の任意選択でＢ地点を選んだのが失敗じゃないですか？私は北上さんとならどんな長い航海に出ても大丈夫なんですけど？？（静かな怒り）」

秘書艦（大淀）「ちらっ・・・・（このまえあそこに穴が開いたばかりなのに）」

ワ提督「えーと・・・・比叡さぁん説明よろしく（小声）」

比叡「Ｅ３海域の難易度は今回イベントで最難関から２番目の難しさだそうです。それを身を持って体験した上で言うのですが、このルートはまずいでしょう。流石に改めてルート分岐条件を確認してみましたが、どうやら重雷装艦が編成の中に２隻以上存在するだけで今回の出撃のように２度の航空戦が行われるのは必至となっていました。海図上では青色点線の南ルートを希望されています。ですから編成から大井さん、もしくは北上さんのどちらかを外して１隻にすることにワ提督は決められたのですよ」


大井「がたがた・・・ぴくぴく」

大井「・・・提督の今の決定でいいと思うアンポンタンな艦娘だけは残りなさい」

ザワザワ・・・・ザワァ・・・

（今回の出撃でお札を付けられた艦娘たちは残るほか無かったのである）

大井「・・・・・・！！（くわっ）」

大井「どうしてこうなった！」

大井「どうしてイベント戦、とても大事な想い出の作れる年に数回しかないイベント（2回目）に限って！わたしたちは一緒にイベント（3回目）に出撃できないって話になっちゃうの？馬鹿なの？どこの馬鹿なのこのイベント（4回目）考えたやつ！」

ギャーギャーギャー

睦月「ぐすんっ・・・もう壊される壁の材料費を全体責任とかで夜なべして稼ぐ作業するのいやだよぉ」
如月「我慢するしかないわよ。縛りの少ない私たちが頑張っていつか雷巡よりも偉い艦娘になりましょ」
睦月「提督に説教できるくらい偉くなるなんて、むりだよぉ～」
如月「・・・」

ワ提督「いやだから大井さん？だからと言ってこんな迷走しながら攻略なんて無理だからね、頼むからわかってくれよ・・・ほほ」

大井「ぬかせ、偽善者っ。だったらイベント開始直後からさっさと攻略開始しなさいよ！あなたのそういうところが大嫌いだ！」

大淀「大井さんっ、それは言い過ぎですっ！」

大井「アニメと一緒よ、バカー！！」

大淀「がーん。そんな提督の秘書艦でがーん」

ワ提督「あれと同じとか・・・・がーん・・・がーん・・・」

さすがにそれは無いだろうという冷ややかな視線を浴びせるＥ３のお札のついた艦娘たち。

大井「・・・なに？なに私が悪いみたいな感じで皆見てるの？違うでしょ・・・？違うにきまってる・・・違う・・・・」

大井『

』

艦隊編成の権限を持つのがワ提督だからこそ大井は叫ぶしかなかった。
全ての艦娘に地の自分を聴かれてもかまわなかった。

だってそれは北上さんとの大事なことだっただから。
織姫と彦星が７月７日に絶対曇りますとかだったらそれは織姫だって
云うわよこれくらい、もう全力で、というもんである。

ここで力いっぱい、鬼畜と叫んでこそ本当に聞かせたい相手の心にまで
響くはずであろうから。

ゆえに大井は叫んだ。

後に漣は語る。
『この場にいたかったです。いれば一緒に叫んでました。
私はこう云いました『メロスは走ったくらいあたりまえだのせりぬんてぃうす、キタコレ。』」
※うちの漣は文学＆レトロギャグが得意なんだそうです。

大井の裸の心が放った酸素魚雷は果たして命中しただろうか・・・。

話は戻って、

なおさらにしばらくワ提督はなじられ続けますが、４コマでどうぞ。

過去のイベントまでほじくってきて、なじり続けられました。
痛いよー心がいたい。

最後は今回出撃して活躍した艦娘にまでケチをつけてます。
でもこれ、Ｅ１で活躍したベールヌイが憎いってことを言いたかったみたいです。
怒りまくっててスターリンって言っちゃったみたいです。

大井さんのお怒りはごもっともです。これ以上の炎上がないように、
みんなは言い間違えを聴かなかったことにしましょう。

ここで怒り疲れが見え始める大井さん。

つい、

今回のイベントまで総括しようとしてます。

ワ提督「ちょっ・・・（まだ時間あるよ勝手に総括しないでー）」
などとはイベント開始後から中々手を進められなかったワ提督は口が裂けても言えません。黙って怒りの最後の火のくすぶりが消えるのを待ちます。

大井『だいたいあんたはアレばっかり大事にしすぎるのよ・・・

』

ワ提督「ぶっ」

どうやら大井さんは激高すると表現が抽象的になるようです。
愛宕がここにいなくてよかった・・・。

いいわけじゃないですが、あなたもレベル９９になれば例のあれで大切さを証明しますがそれが今すぐじゃなくて良かったと思う。


そうしてようやく大井さんの怒りが静まりました。
意気消沈と言ってもいいかもしれません。

いつもならシメだか〆としてワ提督に向かってダース単位で攻撃をして決着するのですが、さすがレベル９８の大井さんだけあって
「いいから雷巡は2人のままでクリアしてみせろ」などという脅迫はしてきません。

怒る前から、わかっていたようです。
おかげで部屋の外にいる駆逐艦娘たちの心配していたようなことにはなりませんでした。



無論、皆さんの意見も可能・不可能もあるとは思いますが、
ワ提督は今後、雷巡1隻で再出撃の決定を覆すつもりはありません。
ただそのために犠牲になったキモチがあることだけは・・・どうか知っておいて欲しいと思います。あ、これは言えと脅迫（い）われたわけではありません。

ありませんからっ（笑）



動画元ネタ：http://www.nicovideo.jp/watch/sm26919215
※嘘字幕の内容は違いますが使える素材が多かった（笑）