2015/09/22 2種追加・全31編成
DMMオンラインゲーム入り口
DMMオンラインゲーム入り口
艦これ 注目記事 毎月読み直したい助言集
艦これ本を無料でゲットする 零観・遠征・バケツ収集
効率的「改修」方法
提督たちの戦績(~約500日) 連合艦隊全作戦記録
-艦これ- 攻略Wiki(外部)
便利なキャプチャソフト「艦これめいかー」を使ってみた 2015/09/09
艦これ公式ツイッター(外部) ワルナンデス(Srow1900・Slow1900)→Titter 

ウィパー(WIPHA)ちゃんがもたらす被害はニュース人災じゃないのか?2013年10月15日

もう1度この画像を使いますが、10月13日の台風26号、ウィパーちゃんです。

いま日本に雲がひっかかろうかというところで急に
ようやく10年に1度などと言ってニュースでも騒ぎ出したわけですが、

13日から注目していた私から言わせてもらえば騒ぐのが遅すぎます。

そのニュースの遅すぎる注意喚起に驚いた住人が今回も用水路に行ったり、川を見に行ったり、屋根に上ったり、コロッケを買いに行ったり、ピザを注文したりして多くの方がまた犠牲になってしまうのだと思います。

しょうがないんですよ、テレビしか見ない人はそういうことをしてしまうのは。
ですから役割というか責任があると思うんですけどね・・・

まあこんなことを書くのは私の両親まで今日までノホホンとしており
先ほどから大変だと騒ぎ出したからなんですけどね。

私は出川かと思うくらい「ヤバイ」と言っていたのですが(笑)

マスメディアにとっては犠牲者のニュースも商売になるので台風のニュースのタイミングはばっちりよ!とでも思っているのでしょうが・・・・と嫌な考え方をしてしまいます。

これから雨風が益々激しくなると思いますが、私のほうこそ騒ぎすぎでしたと謝るくらいの被害と犠牲であってくれたらと思います。

提督、空母群から艦載機と飛行甲板を取り上げる2013年10月15日

ボーキサイトをマップから手に入れたときに消費しない手段を考え、実行をした提督に起きたある事件・・・その詳しい話。

最近頂けるコメントのほうが長い面白いと評判(?)なので
面白いかどうかはともかく、長くはしてみました(笑)



瑞鶴「ちょっと提督!艦載機なしってどういうつもりよ!」
秘書艦として呼び出された瑞鶴は司令官室にやって来ての開口の一番がこれだった。

司令室いっぱいに広がったら声は全てが自分の耳の中へと収まってしまったようだ。痛い。静かになったと思われる部屋で「キーン」という音がこだましている。

どういうつもり、そう言われても仕方がないことを確かに私はした。

我が蒼雲(あおくも)第一艦隊(司令室総称)では現在絶賛
ボーキサイトの資源バランスを回復中。
あつめよボーキ!キャンペーン中、である。

月刊誌のおまけにボーキサイトが付いていたら買い占めたい。
喉から手が出るほど欲しい。
赤城を質にだしてでも確保したい。
提督はまず様々な噂を艦娘たちに流して雰囲気作りをやっておいた。

その流布が十分だと思ったところで、
出撃する予定の空母系には艦載機を外して砲撃戦を強要した。

今日はそうやって艦載機・水上機を艦砲に全て入れ替えた初日で
艦隊をボーキサイトが確保できる海域に出陣させる命令を伝える予定だったのだ。

命令以前に噂を利用して根回し・・・
姑息だとは思ったが、これもひとつの周知と徹底の為だとおもった。
そして誰もが納得すると思っていた。

しかしいくぶん浅はかだった。

そして秘書艦を瑞鶴にしたのがこの事件の始まりだった。

耳は痛み、身は硬直し、目は壁の先三千里を見つめていた。

目の前にはまだ、まるでドラゴンが火のブレスを吐いたかのような瑞鶴がいる。
開いたままの口から舌がちろりと見えているのが可愛いはずなのだが、
正確には目の前にいるはずの瑞鶴を、提督は絶対に直視できなかった。

このまま相手の目を見てしまったら更なる対決を煽るようなものだろう。
獣相手には目を合わせるのは不味いと聞いたことがある。
絶対にだめだ、振り向いてはいけない。

あのことまで文句を言われたら、今度こそ首でも絞められかねない。
あのこととは、瑞鶴の肩には今、飛行甲板がないこと。

艦載機が無なら飛行甲板は不要なので取り外しておくこと。

後者の通達は失敗だった。こちらのほうは冗談である。
ところが改修要員には噂が形を変え、尾ひれが付いて飛行甲板の解除にはもっともらしい理由が付け加えられていた。交換なら応じるだろうと努力さえしたという。本当に交換をされた艦娘がいることを後で知る。

『艦砲への入れ替え完了』の通達を受け取り、編成を済ませて出撃の命令を伝え、どの程度ボーキサイトが回復するかを考えていた。

しかし、
「なお御要望に沿い、正規空母・瑞鶴にはビート板をつけておきました」
最後の一文に凍りつく・・・あたふたと編成を見直すと・・・

ゆえに、
このまま目を合わせると、その件についても容赦のない一撃が待ってるだろう。
ビート板はないだろうが!そんなもの付けてて文句を言われない理由は何だ教えてくれ、口が上手いな改修要員たちはっ!

焦っても遅い・・・すべて噂を流布した自分の責任である。

このままでは問い詰められるッ・・・私は焦った。
たぶん瑞鶴はビート板をばんばんぶっ叩いて怒るだろう。
だがそれを見てしまったら確実に爆笑をしてしまう。自信がある。

眼前の、いや「みぎげん」のドラゴンは先ほど最強のブレスを放ってしまったので、もっとむしゃくしゃする浮き板が自分に張り付いていることに関して、次はどうして問い詰めたらいいのか若干戸惑っている様子なのである。

耳に大打撃を与えたことは見てわかるようだが、
前の攻撃の効果をそれ以上、彫像化している横顔からは確認できないようだった。

これがもし絶対零度の冷たいブレスも吐ける龍田であれば、まずキンキンに提督を冷やしておいて、心の底まで凍りついたところで二階から真っ逆さまに落としてバラバラに砕いておいて「おほほほ」といったような顛末が待っている。まずビート板の件で折檻をし、艦載機でとどめを指す。それは問答無用で、集まってきた艦娘たちから理由を聞いて「あらーそういう理由でしたの、ごめんなさいねぇ」である。

そのように射程距離を考慮して適切な多段攻撃のできる龍田に対して、
瑞鶴と言えば「提督を狙って撃っちゃって!」といった射程を見るより早く、とりあえず手持ちの大火力を叩き込むことに集中する。
おそらくは性格の差だろうか。

だから最も滑稽で屈辱的なビート板の件よりも先に
艦載機のほうで私に大痛打を浴びせたあと、それ以上の攻撃の選択が無いことに少し悩むようである。

性格だけでなく艦娘としての熟練度の差と言えなくもない。
五航戦の艦娘たちが龍田並みに追い詰められる戦術を知る日を
私も楽しみにしてはいるのだが、しかし今ではなく、今はこの命が助かるかの差となっている。
ありがたくこの錬度不足を利用して九死に一生を得て、耳が痛いくらいで今回の艦載機なしでの出撃の意図も納得してもらいつつ、華麗に浮き板事件のことは無かったことにし、出撃することに集中させる。

よし!作戦は定まった。私はビート板などには目もくれず、
力強い瞳となってそれを輝かせ、なにか重大な決意を宿した表情を作り、瑞鶴を真剣なまなざしで見つめ返してイニシアチブを取りさえすれば・・・必ずこちらの・・・・

コンコン。
「瑞鶴?あ、いたわね。失礼します。」
不意に開いたままの司令室のドアから姉の翔鶴が入ってきた。
「翔鶴姉ぇ、なに?あ、それ」
ニコニコと妹の前までやってきて、飛行甲板を渡す姉。
「あのね、このビート板はやっぱり付けなくていいみたいなの。だから私が飛行甲板を持ってきたわ。」
そう言っておいてから私をにこやかに見て翔鶴。
「提督、あまり瑞鶴にイタズラをしてはだめですよ」
うふふふ・・・・とほんわかとしたフィールドを司令室に振りまきながら
「次の出撃頑張ってね瑞鶴」
そう励ますと司令室の扉を静かに閉めて出て行った。

「いたずら・・・」
私はそのとき、翔鶴が部屋いっぱいに広げていった花びらが、次々に艦載機となり変わりゴオーッと自分を爆撃せんと急降下するのを見た。
もしそうでなければ、私の頭の上に影をつくったあれは何だったのだろうか・・・。

・・・いや違う思い出した。
正確にはこののち出撃したバシー島への進撃中に旗艦(瑞鶴)の飛行甲板から放り投げられ(ダイビングし)た私が、なんとビート板1枚で泳いでボーキサイトx15を持ち帰るという陣頭指揮作戦をやった後に寝込んでしまい曖昧になった記憶、いや悪夢がそれだった。そうだ、そうに違いない。

足りないときは泳いでボーキ集め・・・などという暴挙の疲労のせいもあるだろう。
しかし今日もいつもと変わらない艦娘たちの反応を見ていると
自分があのとき悪夢を見るほどの瑞鶴からの罰らしきものを受けたなどとは信じられない。

今日も穏やかな時間の流れるあるとき、目が合った瑞鶴の言葉はこうだ。
「提督さん、なに、作戦?」
何も変わらない。
・・・でもなぜだろう瑞鶴のこの言葉に私は手に汗を握る。