にくにくやさい

はい、ドック待ちの時間を利用してもっともっと艦隊これくしょんを楽しもうという企画
「～にいつ乗るの？今でしょ」のコーナーです。

このコーナーではwikipediaの情報を元に「艦娘」を好きで好きでしょうがない人に向けて
史実に基づいた編成例を紹介していきます。

今回も番外編ですがよろしいでしょうか！？
ゲーム未登場ながら実装のされ方がちょっと気になる工作艦　「明石（あかし） 」です。

Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%9F%B3_%28%E5%B7%A5%E4%BD%9C%E8%89%A6%29

明石は日本海軍唯一の新造工作艦。就航は1939年7月31日。
それ以前は商船改造の工作艦『関東』がありましたが、これは１９２４年に沈没、
以降予算の都合で作られることは無かったものの、熱望されていたようです。

明石という工作艦は、軍艦に不備が起きたとき戦線の後方に待機して破損機材の再生と修理を行ったそうです。
その為の設備はすごかったらしく、多数のドイツ製の最新の工作機材と熟練工を乗せ、その船体内部は海軍工廠と同等の能力を持っていたそうです。

平時であれば連合艦隊の４割の工作量を持ち、これは世界最高水準だったそうです。
このことから米軍も最重要目標として付け狙っていたようです。

そして1944年2月17日、那珂・舞風・文月といった艦これでもお馴染みの軍艦を失わせたトラック島空襲の時に
明石も大破し、それが元でついには失われてしまいます。

以降は南方で艦艇修理の要を失い、南方で大破損した艦は本土まで戻らなくては修理できないようになってしまいました。

例の本、「連合艦隊全作戦記録」でも９１ページに特務艦の１隻として潜水母艦・迅鯨と共に軍艦のデータが記載されています。
そこでは「もっと日本海軍が作っていれば良かった艦」とも評価されていました。（ほかに伊良湖の記載もあり）


今後の艦隊これくしょんではどのような扱いになるでしょうか。
一応12.7ｃｍ連装高角砲ｘ２を装備していたそうなのでもしかすれば艦娘として特務につけるかもしれませんし、
もしかしたら間宮のような扱いになるかもしれませんね。

在りし日の明石を見てみる
・艦艇写真のデジタル着彩 : 工作艦『明石』　Fleet repair ship Akashi 1939